8月8日…88…八八…八十八…米。

農業についての豆知識…。
戦後社会では百姓を農業に従事する者に対する差別的な呼称であると捉える傾向が生じ、このため農業従事者が「百姓」と自称する場合を除き、マスコミなどでは「百姓」という表現を控える事が多い。歴史を取り扱ったテレビ番組で本来の意味での百姓身分を指す場合ですら「農民」という言葉に置き換えることが通例である。

※…Wikipedia百科事典より引用


オイラ達は自分で「百姓」とか言うけど、
つまり、農業もやったことの無い奴は、
「百姓」なんて軽々しく使うなって事だ!
憶えておけ!

さて、先の参議院選挙において、
今まで農業の票を持っていたとの噂の自民党の大敗…。
農業従事者に国の政策に対する不満も見え隠れ。

例えば“担い手品目横断経営促進事業”
日本人の主食とされた米の値段は安くなり、
二毛作で麦を作る農家が多くなった。
国も補助し「さぁさぁ作れ」と麦作してたのだ。
ところがその麦は去年売れずに余ってしまった…。

昨年度まで麦1俵に製粉会社が2,000円。
政府の補助が5〜6,000円である事を考えると、
1俵当たり7〜8,000円である。
これから機械代、燃料代、肥料代を差し引くと、
生活はギリギリなのである。
そして平成19年度より3年間…また苦しくなってきたヨ。
製粉会社の2,000円は、去年売れ残った為に、
保管料等の負担を課せられ、実質2,000円→540円に!
政府の補助については、
現在から過去3年間の実績経営面積に応じた定額での分配。
そして取れ高による実績となる。

大きい農家しか生き残れない。
小さい農家は無くなってしまう。
(共同経営なんて、私的には絶対に無理があると思う…)
農業従事者は益々少なくなるだろう。
今後、若い人は新たに農業で夢を持てない。
土に愛着の無くなった子供達に、農家を継いで貰えるのだろうか?
少なくなった農家の跡取りだって、
生活の為、耕作面積をどんどん(無理して!)増やして増やして、
(増やすのも簡単では無いのだが…)
ときに機械で大怪我し、毒蛇と格闘し、
そして生活は更に苦しくなる一方なんだ…。

皆さん!
確かにパンも美味しいですよネ。
オイラも喰べます。
お米も勿論美味しいでしょ?もっと喰べましょうネ♪
お金が無い我が日本!
災害時の海外援助。
お米や麦余っているなら現物支給で送ってヨ。

コメント

夕凪
2007年8月9日10:32

すごく考えさせられました

夕凪
2007年8月9日14:58

PS:
苦しい生活をしたこと無い人に政治は任せられない。
庶民あっての国だと思うのですが・・・

こぉ
こぉ
2007年8月9日16:55

農業従事者は昔の様に馬鹿じゃない。
政府のやり方に疑問を感じる人は沢山いるんじゃないかな?
衣食住と言いますが、
何より人の口に入る物を作っているという、
誇りを持っている人は多い。

日本は便利になり過ぎて、
何でもコンビニで買えると思ってる…。
もっと、もっと便利になるんだろうか…?
そうなったら、真っ先に農業は切り捨てられるのかな?!