おらが区の農地・水、環境保全…今年度1発目は、
見回り巡回と役員会議。
副代表が忙しいもんだから、4名が集合。

#731

闘う男だ

2008年7月6日 明るい農村
少し躊躇ったが…?
しかし俺は俺。仲間が居る。
そしてこの仕事ならこの中でもエース級でしょ?
午前6時から草刈のボランティアに参加。
まぁまぁかな?
ココで嫌いな奴と会ってたら、ヤル気なんて失せるから…。

“お疲れ様でした…”
いやいやまだまだこれから…作業服は伊達じゃない。

米麦の若手跡継ぎの中で、今年1等頑張ったと噂の若社長と二人。
憎きタニシへの弾薬を買いに出掛ける。

ただひたすらに、親父様の期待を受け、
頑張り一番成長し大きな男になったと評判の彼である。
今年最も忙しい彼と熱く語り合うこと2時間。
しかしこれも小休止。まだまだ仕事があるのであった。

#719

ご褒美

2008年7月5日 明るい農村
長袖は好きじゃない。
あの濡れた後ってば、
最も大切にしている昼休みが台無しだ。
元々オイラ色白だからね?少しくらい焼けたって気にはしない。

大物は午前中で終了。

流した汗の分だけ、真昼間に麦酒かっ喰らい昼寝。
夕方まで死んだように眠る。
最高に気持ちが良い。

#718
最後に大物が待っている。

明日があるさ…なんて言葉があるけれど、
八十八の手間なんてよく言ったものだ。
仕事は“これくらいで…”の妥協。
手をかけようと思えば無制限なんだな。

麦植えのとき、アキレス腱切った、
自称リハビリ中のお袋が、
「足がもうゆーこと効かん…」
まぁだ(外は)明るいやろが…の親父の言葉に、
「殺す気か?」の一言で本日はここまで。

#717
同じ作業の繰り返し。
繰り返し繰り返し繰り返し…。

体は疲れ、終わって横になれば、
足や腕と腰、氷が解けるような不思議な感触。
何も無駄な事など考える時間なんて無い。
ゆっくり深い眠りが待っている。

#716

そそくり

2008年7月2日 明るい農村
そそくりなんて言葉の解る人間は、
この辺では稲作の事を少しは知ってる人間だ。

そしてやった事がある人間は、水田へ入った事のある人間。

朝から晩まで、そして文句を言わない人間は稲作農家である。

そそくりをgoogleで検索してみたって、
四国の地方の“あわて者”くらいの意味だと思うかもしれない。

数年前から田植機に乗るのはオイラの仕事になった。
今のはもう2台目。
そろそろオイラも腕をあげただろうと得意気であった。
そそくるところなんて、あんましねーだろ?」

確かにタニシから喰われただけではない…。
自分でよく見て、欠損をもっと無くせ。
“にしゃくろ”がもっと腕を磨け。
今年の教え、愛の鞭である。

#715
年中行事は今日で終わり。

お米の単価は安くなり経費は高騰するなかで、
何とかそれでも今年も作っている。
自給率39%というこの日本で、
農業で生活をするにはあまりに厳しい現状だ。

去年はあの人、今年はこの人が稲作を辞めたと話題になる。

“消費者にはあまり影響は無い”
え?生産者の事は考えてないの?と、不安になる…。

魚も取りに行けないと話題になっているな。

いつか痛い目にあう日がやってくる様な気がしてならない。

#711
4日目。
また一人…感謝。
補充で3人も待っててくれる。
賑やかで持病の腰痛など忘れさせてくれる、
楽しいおっちゃん達に感謝である。

親父が最も楽しみにしているのは夕食だ。
一族が忘年会、新年会でなく集まって、
酒を酌み交わすこの時間があるから、
仕事が楽しくてしょうがないのかな…?

#707
3日目。
更におっちゃんがもう一人増える。
感謝…。
「親は兄妹」
幼少の頃から幾度と無く耳にした言葉。

#706
2日目。
天候のわりにはかどったのは、加勢してくれる親類の力による。
一族の結束は固い…。

#705
遠い場所から始めるのがbetter。
雨など気にしちゃ時間は足らんヨ。
『イケる』と思ってガッタガタブッ飛ばし、
始まれば雷…。

#704

準備

2008年6月20日 明るい農村
週末からの心の準備。
若い頃、嫌で嫌で逃げ出したくなるような仕事を、
今、楽しく感じながら、
いや…それでも口ではブツブツ言いながらも、
何となく年中行事でやっていく。
去年と違うのは、
それは目立つところだけのみ理解していない事に気付く。
ちょっと、本当にちょっとだけでも、
今年よりも来年、新しい事も学んでいく努力を心がけるのだ。

#703
帰宅して、ちょっと隠密行動をしたりして…。

“麦シノ”が終わり、種ができ、冷蔵庫へ収納作業をするのだ。

優庫さん1号機へ運ぶ運ぶ…。結構な重労働だが、
汗を流し、トレーニングであると思えば、
たまにヤルには良い仕事。

今年こそ気をつけねば。
だいたい優庫さん1号機は入口が低いんだ。
帽子を被ってヤルのがそもそもの間違い。
去年のタンコブ一週間は痛かった。
http://diarynote.jp/d/78517/20070609.html
腰を落とし注意して作業する。
そうなりゃ足元が疎かになるもんだ。
右足首をグキっとやった…痛い。

腕が萎えた。

#696

ねつか

2008年6月7日 明るい農村
この辺の言葉で、熱心にする人に“ねつか”とか言ったりする。

(れーっつ)コンバイン
泥だらけ。
“がた”を足に大量に巻き付けたソイツを、
綺麗に掃除しなきゃならん。

雨水をいっぱいに溜めた水槽が空になるほど、
動噴の燃料が空になるほど、
とにかく洗った。
“ねーつ”洗った。

時を忘れ我に戻った時、
腰の曲がった状態から起き上がれなくなるくらい、
膝と腕の震えが止まらなくなるほど、
“ねーつ”洗った。

体中が痛いけど、これ系の仕事は嫌いじゃない。

#690

煙の中

2008年6月6日 明るい農村
午後から休み。

日曜日から雨との予報なので、少し慌てる事になった。
今年から一次乾燥なので、
今日で全部終わった訳ではないのだが…。

それでも水田にする所は先に火をつけなきゃ、
雨の後はどうも都合が悪い。

あれだけの煙にまかれれば、煙草の量も減るものだ。

#689
大袈裟でなく命懸け
某掲示板でも其の話題を見かけたが、
農業は楽でないのだと、もうこれ以上は言わないが、
危険である事を知らない人は多いと思う。

毎年必ずと言っていいほど、
新聞紙面で死亡事故の発生を知る。
これは他人事ではなく、あんな場所をよくもヤル…と感じる。
畦が危ない…ある場所でハンドル操作を50?間違えば、
転落…命は無いな…と感じる場所がある。
補助整備はやっぱり必要だと思うのだ…。
「もうアソコは作らんたい」そんな訳にもいかない。
今年はまだヒラクチ(マムシ)には遭遇していないが、
ダゴバチ(毒蜂)には何度か驚かされた。
最近多いのは機械による事故であろうか…?

本当は、
『今日一日無事で仕事をして、ゆっくり飯を食べている』
と感謝をしなきゃならないのかな…。

昨日のお昼、TVで日本の自給率39%との情報。
中国人留学生を雇い、共同農営を取り入れたり…。
日本は今こそ“農”をもっと活性化しなきゃならないのでは?
農業に希望がもてない現代社会。
そして何よりこのオイラでさえ、環境に馴染めず、
目の前の田畑に力を注げない、農業を軽んじている一人なのだ。

#688
父と息子の会話は成立し難い。
イチイチ言わなくても勘で理解するのが我家の伝統だ。

#687
今日は1日仕事が出来る。
忙しくはない…待ちの多い仕事。
今年から一次乾燥してるとは知らなかった。
また後からが大変だな、こりゃ…。
経済的に…か?

知り合いと会う逢う遇う。

#683
早よ帰れ!
帰れば仕事が待っている。
苗箱を並べてしまえば、麦刈りがもうすぐやってくる。

「あわない…あわない…」

苦しい生活の中でも…、
それでも目の前の仕事を寡黙にやらねば。

「銭金の計算が出来る人間は農業は出来ない…」

年寄りの愚痴を聞かされながらも、毎年仕事はやってくる。
これで生活が豊かであれば、
後継者など心配しなくても良いのです。

“生かさず殺さず…”
#664
そろそろPでBしたい
種蒔きが始まった。
オイラは仕事の為、何も出来ん…。
毎年お手伝いしてくれる親族、知人に感謝。
週末の休日、並べる時は頑張るので…ご無礼。

この時期は昼と夜の食事が倉庫となる。

#659

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